文才? なんですぅぅ? 文章力? 要らないです。まったく必要ありません!
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地図を開いて
category: 構成 | author: さばよし
 

構成のつづきです。


前回「起・承・転・結」にちらりと触れました。

今回は、もっと詳しく。


この「起・承・転・結」はもともと漢文からきたものなのは、

ご存じのとおりです。
五言、七言、律詩、絶句をとわず、漢文の構成はすべてこれです。


そのせいというわけでもないのでしょうが、

勘違いしてる人に、けっこう逢いました。
何を勘違いか、と言うと、ふたつです。
「起・承・転・結」の各パートは、同じ分量でなければならない。
起→承→転→結と、順に作っていかなければならない。



ちがいます。

ちがうんだよ。

おれが来たときには、もう死んでたんだよぉ。



構成の原則、基本から言いますと、

「承」が全体の半分を占めます。

「起」が全体の四分の一。「転」と「結」を併せて四分の一です。



具体的な枚数だと、 全体で200ページ(400字詰め原稿用紙)だとすると、

1〜50ページが「起」です。
「承」は51〜150まで。「転」「結」が151〜200です。

40ページの短編ならば「起」は10ページまで。

「承」が30ページまでで、残りが「転」「結」です。

つまり、全体のページ数を四分割して、

最初の四分の一が「起」 次の四分の一×2が「承」
のこりの四分の一を「転」「結」に割り振るのが、

構成の基本です。


マンガの場合は、応募の規定が32ページとすると、

「起」が2〜8ページまで(マンガは1ページ目は表紙です)。

「承」は9〜24ページ、「転」「結」が25〜32まで。


24ページならば、「起」が2〜6ページ。

「承」が7〜18ページまで、「転」「結」が19〜24までです。


16ページの作品だと、「起」はなんと2〜4ページ。

たった3ページ分!

「承」が5〜12ページ、「転」「結」は13〜16ページ。



小説や脚本もそうですが、

とくに漫画の場合、ページ数が少なくなればなるほど、

作品としてまとめるのが難しくなっていきます。


ところが、多くの専門学校では、経験の浅い生徒たちに、

8ページだの16ページだのといった、

きわめて難易度の高いページ数で作品を作らせています。

ページが短けりゃあ、楽だろうという、

シロウト考えと呼ぶのも愚かなやり方です。



結果、まともな作品としての体裁を整えることもできず、

生徒の心に植え付けられるのは、劣等感や苦手意識だけ、

という絵図なわけですね。



小説でも漫画でも脚本でも、短編は大変に難しい。

このことを肝に銘じておいてくださいね。



さて、何かストーリーを考え、作品にまでしていくには、

まず「何ページで書くか」ということを決めなければなりません。


全体のページ数を決めずに書きだすことは、

またまた旅行のたとえですが、

いつ帰ってくるのかを決めずに旅に出るのと同じです。
実際の旅行なら、それはそれで楽しいこともありますが、

ストーリー作りの旅ではいいことはひとつもありません。

絶対に帰ってこられなくなりますよ。

ただ、さいわいなことに、多くの小説や漫画の賞は、

規定枚数というものがあります。
ですから、もし、応募したい賞があれば、

枚数に関しては、自分で決める必要はありませんね。

自分で決めるのは、構成をどうするか、ということです。

狙っている賞の規定枚数を確認したら、

それを4つに割ってみてください。
そして、最初の四分の一が「起」です。

漫画の場合は、4で割ったら、「起」から表紙の1枚をひく。



続きはまた、次回。


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地図をもって
category: 構成 | author: さばよし


ここしばらくは、旧ブログからの編集&再掲となります。


構成。


これこそ、ストーリーを支える根幹。

その作品が傑作になるか、駄作で終わるか。

その第一歩が、構成の成否といってもいいでしょう。

よく、いますよね。

先のことを考えずに、とにかく「えいやっ!」と

勢いで書き出してしまう人が。


そういうのって、最初は面白いんですよ。そう、勢いがあるから。

熱もあるし、高揚感もあるし。

でも、そういものは、すぐに失われます。 で、あとが続かなくなり、結局、未完のまま、ほこりをかぶっていく。

次の作品も、その次の作品も、

そうやって勢いで書き出し→勢いがなくなり頓挫。

これを繰り返していくわけです。

どうして、そういうことになってしまうかと言うと、

構成を立てないからです。 構成を立てずにストーリーを作るのは、

地図も日程表も持たずに、見知らぬ土地に旅行に行くのに似ています。

偶然による発見はあるでしょう。

が、道に迷う可能性は大いにあるし、

下手をすると、今夜の宿にも困ってしまう。


そういうことにならないために、

旅行に地図と日程表がつきもののように、

ストーリーにも構成が必要なわけです。 ストーリー作りの森で迷子にならないよう。

構成、と聞くと、すぐに思いうかぶのが、
「起・承・転・結」
ですね。

どの本でも、どこの学校でも、

ストーリー作りについて教えるときには、

これを基本としていますね。

もちろん、それ自体は、けっして悪いことでも、

まちがったことでもありません。



ただ、この「起・承・転・結」の意味を、

ちゃんと説明しているところが少ない。

残念なほどに少ないのです。

だから、とんでもない誤解や誤謬がまかり通っていたりします。

そのことについて、次回以降、書きます。


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そろいもそろって…
category: 専門学校考察 | author: さばよし

JUGEMテーマ:小説書きの呟き


ジャンルを問わず、ストーリー作りにおいて、重要なこと。

それは、多くの作品に触れる、ということです。



ストーリーテラーを志した人ならば、

文字どおり耳にたこができるほどに聞かされる言葉があります。 



「映画を観ろ」



ひとりの人間が、その人生のなかで経験できることは、

実は、あまり多くありません。

だからこそ、映画を通して、いろいろな経験、いろいろな人生を、

肌身で感じてみるのは、よいストーリー作りには欠かせません。



ところが、この世の中には、信じられないほど低能なやつらがいます。

A県N市C区にある、某専門学校でのことです。



この学校、流行りに乗っかり、いわゆる「まんが学科」という

なんともわけのわからない学科を設置しています。

「まんが」が学校で教えられるのか? という根源的な疑問に対して

ここでは議論はしません。



この学校に勤めるある作家が、生徒のストーリー作りの経験値やら

知識やらを増やしてもらいたいという目的で、

冬休みの間に「映画を観て、そのレポートを提出する」

という宿題を出したそうです。



冬休みが明けて、新年最初の授業が提出期限。

ところが、生徒はだれも提出しなかった…

なぜというに、学校側がやらなくていい、

という指導をしたからだそうです。



理由は、進級制作をやる時間がなくなるから。



この学校はプロを輩出するという旗印のもと、

南の島の医者まんがの作者や

江戸時代に飛んでいってしまった医者まんがの作者を年に数度呼び、

生徒にありもしない夢を見させるという、

悪徳宗教団体のような授業をしています。



たしかに粗悪このうえない学校のようですね。



他の作品に触れることは、ストーリー作りの基本。

あの手塚治虫先生でも、生涯、映画を観つづけました。

まして、何ももたない18、9歳の生徒にとって、

1本の映画は千金に値いするでしょう。



それを進級制作という学校の都合で、観なくてもいい、とは…



私は旧ブログの冒頭のほうで書きました。



「まんが」の専門学校なんざぁ、クソだ、ゴミだ、カスだと。


その考えは、やはりまちがっていないようです。

やはり、ゆるぎない真実のようです。



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おさらい
category: 徒然 | author: さばよし
JUGEMテーマ:小説書きの呟き


旧ブログからの続きとなります、

「承」パートのエピソードの重ね方についてです。



13ページをいくつに分割するかについては、メールマガジンで

申しあげたとおりです。



「承」においては、エピソードがバラバラにならず、

それぞれを連動させるのが、とても重要です。

ただ、重要なわりには、きちんと出来ている作品が、少ない。

ひどく少ないと感じています。



よく見かけるのが、Aというエピソードが終わり、

次にBというエピソードが始まる、という形式ですね。



まるで、オムニバスのようにひとつのエビソートが始まって終わり、

次のエピソードも始まって終わる。

この繰り返しです。



これを、いわゆる「エピソードの分断」といいます。



このやり方をしてしまうと、ストーリーがバラバラになってしまっている

という印象を読者に与えやすい!



漫画にかぎらず、小説、ドラマ、映画においても、

このやり方は、



「稚拙この上なし!」



という評価をされてしまうことがほとんどです。



この「エピソードの分断」を回避するだけでも、

ストーリーの質は、見違えるほど上がるのです。



では、具体的にどうするか?

それについては、また、メールマガジンで。










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ごあいさつ
category: 徒然 | author: さばよし



こちらに移行しました。 


 これからもよろしくお願いします。 


過去ログも、いずれ再整理して、引っ越しさせます。




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